ツール・ド・西日本part6.5【長崎〜佐賀】

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どうも、くろきちです。

ツール・ド・西日本part6.5です。

part6はこちら。

kurokichi-1.hatenablog.com

前回の記事で長崎市に到着したところで終わったので、今回の記事では長崎市の観光がメイン。

 

長崎市に入るまでは坂を上り続けたので市街地に入るまでは下り坂。

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スィー

この写真一枚だけでも街が坂だらけなのがわかる。

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坂道でもお構いなしに走る路面電車は圧巻であった。

路面電車含む電車は坂に弱いという勝手なイメージがあったので驚いた。

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路面電車が完全に街に溶け込んでいる。

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長崎市は坂の街として有名。

実際坂だらけで自転車はほとんど見なかった。

その代わり、車とオートバイの交通量が多く、路面電車も発達していて、うまく坂と共存している感じを受ける。

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ヒェッ…

奥に見える坂の斜度。いたるところにキツい坂があるのだから、自転車が普及しないのもうなずける。

後から聞いた話だと長崎市に住む人で自転車に乗れない人は珍しくないとか。小さい頃から自転車に乗り続けてきた僕には考えられない。

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?!

長崎県で有名な眼鏡橋は前回の記事で紹介した諫早市ではなく長崎市にあったのだ・・・!

なるほど確かにこれは完全に眼鏡橋である。

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あっ…(察し)

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駅から見える景色の写真なのだが、すぐそこに坂の上に建つ住宅が見える。

まさかここまでだとは・・・

 

駅で観光案内を見つけ、まずは出島に行ってみる。

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到着。再現した昔の街並みが広がっていた。

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なんだかんだでめちゃくちゃ楽しかった。

 

次は中華街。

すでに横浜と神戸の中華街には行ったことがあるのでこれで日本三大中華街制覇。どうでもいいね。

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長崎中華街名物?のよりより。

他にも角煮まんとかいろいろ食べたけど、どれもおいしかった。

個人的には神戸の中華街が一番好きかな。

 

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写真じゃわかりづらいけどこれがオランダ坂

まあ坂なんていくらでもあったから今更だよね。

坂ももちろんしんどいけど、石畳っていうのも地味にストレス。

こういうのが蓄積されて後々大きなダメージになるから侮れない。

 

ラストはグラバー園

長崎には基本的には自転車の駐輪場というものがないので駐車場に無料で停めさせてもらった。

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この坂を歩いて登っているとお店の人に声をかけられる。

「お兄ちゃん自転車で来たの?」

『はい。どうしてわかったんですか?』

ビンディングシューズ履いてるから。」

どうやら長崎にもビンディングシューズも普及していたようだ。

自転車に詳しいようで、長崎の自転車事情について話した。

兵庫から来たことを伝えると試食用のカステラを勧められ応援してくれた。

ささいなことかもしれないがすごく元気をもらえた。

今度、自転車以外の交通手段で来た際には購入させていただきます。本当にありがとうございました。

 

グラバー園手前の坂を上って入口の門をくぐる。

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エスカレーター。

そういえば市内に一か所だけ屋外なのにエスカレーターがあった。

そこらへんにエスカレーターがある街はなかなかないと思う。

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グラバー園付近に中国人観光客とみられる方々がいたけどこの船で帰るのかな。

長崎からだったら例えば東京に行くより中国に行った方が早いかもしれない。

 

ここで観光は終了!

翌日の佐賀バルーンフェスタに向けてまた佐賀にもどらなくてはいけない。

戻っきた道を自走で戻るか。それとも久しぶりの輪行か・・・。

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選ばれたのは輪行でした。

もう午後5時だからね、日が沈むからね。

それに一度走ってきた道を走るのは好きじゃないからね。しょうがないね。

自分にそう言い聞かせながら輪行の準備をする。(5回目)

この輪行がこの旅で最後になります。

 

佐賀に着いてからは昨日と同じ流れ。

銭湯とコインランドリーに行き、同じ満喫で宿泊。

明日、無事バルーンフェスタが開催されることを祈りつつ就寝。

 

続く。

ツール・ド・西日本part6【佐賀〜長崎】

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どうも、くろきちです。

ツール・ド・西日本part6です。

part5はこちら。

kurokichi-1.hatenablog.com

 

アラームで目が覚める。

リクライニングシートで寝たせいか疲れが取れていない。

そして、睡眠不足である。

しかしそんなことは言っていられない。

なぜなら今日は『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』。

この日のために走ってきたと言っても過言ではない。

暖かいココアを飲んで満喫をあとにする。

 

・・・寒い。

時刻は5時過ぎ。寒くないはずがない。

途中何度か寒くて心が折れかけた。

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会場に着く。

まだ6時だというのに多くの人がいた。

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最寄り駅の『バルーンさが駅』。

駅の名前にバルーンと入れるほどには力を入れている模様。

 

歩き回って撮影ポジションを探す。

しかしロケハン無し、土地勘無しなのでどこに行けばいいのかわからない。

なので人の流れに身を任せ、高そうなカメラを持っている人に着いていくことに。

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いいかんじの撮影ポジションを確保できたのでロードバイクを停める。

 

他の人の機材が気になるので左を見る。

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?!

みんな三脚立てて重そうな一眼レフをセットしているではないか。

一方の僕は、手持ちのミラーレスである。

急に自慢のミラーレスが頼りなく見えてくる。

逆側を見る。

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oh...

肩身が狭い。

まさかこんなところで一眼レフ勢に迫害を受けるとは。。

泣きそうになったが、自分は自転車で関西から来た。

一眼レフはもちろん、三脚なんて論外だ。

彼らは地元の住民か、車で来た人がほとんどだろう。

意味のわからない強がりで心を落ち着かせる。

それにしても三脚なんて邪魔なだけって言ったやつだれだよ、、

 

マウンティングに失敗したところでバルーン競技の開始を待つ。

バルーン競技とは、目的地までどれだけ近づけるかを競うスカイスポーツのことらしい。

そしてそのバルーン競技開始直後にバルーンが一斉に離陸する。

おそらく多くの人がこの一斉離陸を楽しみに来ていると思う。僕もその一人だ。

しかし風が強い場合、バルーンの離陸は行われない。

風の影響でバルーンがうまく膨らまないとかなんとか。

ちなみに僕は強風でバルーンの試乗に失敗した経験がある。

そしてこの日は風が強い。その苦い記憶がよみがえる。

頼む、お願いだから、風、やんでくれ。。

 

そして、バルーン競技の開催の可否を決める協議が終わったというアナウンスが入る。

 

アナウンサー「午前のバルーン競技は強風のため中止とします」

 

目の前が真っ白になった。

今年がダメなら来年と簡単に言える距離じゃない。

もしかしたら最後のチャンスだったかもしれない。

1000km近い道のりが走馬灯のようによみがえる。

思えば長い苦しい道のりであった。

雨にも風にも負けず頑張ってきたのに・・・

 

と思ったが、雨に降られるどころかずっと快晴だったと思いなおす。

風に関しても台風の影響で出発が遅れただけで前に進まないほどの逆風にも見舞われていない。

落車こそしたものの今まで順調すぎるくらいだった。

 

こういう時こそ落ち着いて考える。

中止は予期していた。そのために最終日前日に来たのだ。

まだ明日があるじゃないか。

問題はこれからどうするか。

一縷の望みにかけて午後の部まで待つもよし。

しかし午後まで待ったところで競技が行われるとは限らない。

二日間かけてバルーンフェスティバル一つじゃ寂しい。

ここで結論を出す。

 

そうだ、長崎へ行こう。

午後の部を諦めて長崎に行って明日に賭ける。

うまくいけば長崎観光もでき、翌日バルーンフェスティバルも楽しめる。

次の瞬間、僕はもう走り出していた。

 

長崎市まで100kmもないから余裕だね!(感覚麻痺)

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長崎県に入る。

佐賀から長崎への道は車も少なく走りやすかった。

海沿いなんかは追い風の影響もあり平均35km前後で巡行。

この旅で最も平均時速の早い区間であった。

 

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5000兆いいね欲しい!!!

 

なんやかんやで諫早市到着!

諫早市 観光 で検索すると眼鏡橋があるとのこと。

眼鏡橋長崎県にあることは知っていたが諫早市だったのか。

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一体全体どこが眼鏡なのか。 

諫早市で休憩をはさみつつ長崎市へ向かう。

長崎市長崎県の隅の方に位置していて、山に囲まれているとか。

 

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田舎道を黙々と走り続けること数時間・・・

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長崎市に到着した・・・!

最高地点が市の境になっていたと思う。

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奥に見えるのがたぶん市街。

海沿いはもう走り飽きたと思っていたけどここはすごい楽しかった。

市街に着くまでにもう少し上る。

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謎の青い信号。

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長崎市に入ってもヒルクライムは続く。

続く。 

ツール・ド・西日本part5【福岡〜佐賀】

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どうも、くろきちです。

ツール・ド・西日本part5です。

part4はこちら。

kurokichi-1.hatenablog.com

 

痛い。

痛みで目がさめる。

昨日落車したときに体を強くぶつけていたようだ。

もうこれ以上走ることはできない。

僕は進むことを諦めた。

 

嘘である。

しかし体を痛めたのは事実である。

痛めた体に鞭を打って福岡市を目指す。

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到着。

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?「人がゴミのようだ」

 

昨日の落車のダメージが思ったより強かったこと、加えて交通量も多かったことで疲労がかなり溜まってしまった。

ということでエネルギーをチャージする。

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選ばれたのは『博多らーめんShinShin』

長蛇の列ができていた。

30分ほど並んでいざ入店。

僕はおそらく一番オーソドックスなラーメンを注文した。

一方、隣のお客さんはラーメンにご飯、餃子、生ビールを注文した。

同じものを注文したかったけど、ロングライドが控えてるからね。我慢。

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うまい(うまい)

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ごちそうさまでした。

 

15時過ぎにお店を出る。

明日はいよいよバルーンフェスタなので早めに佐賀に向かう。

いつもと同じようにgoogle mapのルートに従う。

 

おかしい、交通量が明らかに減っている。

もちろん時間が遅くなるにつれて交通量が減るのは当たり前なのだが、そんなに遅い時間でもない。

なにより緩やかな登りが続く。

嫌な予感がする。

 

 

峠登ってました/(^o^)\

最初に比べて斜度もきつくなっている。

交通量もかなり少ない。

道も暗い。

ライトを消すと何も見えない。

工事通行止めの標識があるが、どこが通行止めなのかもわからない。

完全に道に迷った。。

 

スマホとにらめっこしていてもらちが明かないので、人に聞いてみることにした。

幸い、完全に車が通らないわけではい。

手を挙げて車を待ってみる。

すると一台目の車が止まってくれた!

 

僕「すみません、道に迷ってしまって・・・」

車の人「ここをこういけば佐賀に行けますよ」

 

なんとその人はよく九州各地を周っているらしく、道に精通していた。

通行止めになっている場所や、迂回して佐賀に行くルートを教えてもらった。

丁寧にお礼を言い、ヒルクライム再開。

 

そして数時間後、僕は佐賀に着いた・・・!

コンビニに着いたときの安心感は一生忘れないと思う。

もう疲弊しきっていたのでコンビニで最も走りやすい道を聞き、市街地を目指す。

 

車の人が止まってくれていなかったら数時間登った峠道を引き返していたかもしれない。

ブレーキがアルテグラじゃなかったら危なかったかもしれない。

そんなことを考えていたら市街地に着いた。

例のごとく満喫で倒れた。

続く。

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ツール・ド・西日本part4【山口〜福岡】

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どうも、くろきちです。

ツール・ド・西日本part4です。

part3はこちら。

kurokichi-1.hatenablog.com

目が覚めると、

そこに広がる一面の知らない天井。

始まった頃は、知らない天井と走らなければならない現実に絶望していた。

しかし今ではもう慣れたものだ。

一瞬で状況を理解し、スムーズに料金を払い出発の準備を整える。

満喫を出る際におじいさんに声をかけられ、応援してもらった。

今日も一日頑張れそうだ。

本州最西端の町、下関を目指す。

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到着する。

道中は特にトラブルもなければ経由地もなく、黙々と走り続けた。

ちなみに自転車が止まっているのは山口県下関市

向こう岸が福岡県北九州市、つまり九州である。近い。

愛媛と広島を結ぶしまなみ海道は約80kmくらいあったのに対し、これは1km程度だ。

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短いと思ったらどうやら川のようだ。(大嘘)

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みもすそ川(本物)

 

観光しつつ周辺観光案内を見る。

角島大橋』の文字を見つける。

行かない理由はいくらでも思いつく。

時間もお金も体力もない。なにより曇りである。

目的からわざわざ遠ざかってまで行く価値があるのか。

行ったところで無駄足だったときに失うものを考える。

諦めようと思ったが、立ち止まって、逆に行く理由を考えてみる。

行かなかったことへの後悔よりも行ったことへの後悔の方が小さい、僕はそういうタイプだ。

もう一度こんな辺鄙な本州最西端の町を訪れるだろうか、いや、訪れない。(反語)

行くしかない、、

 

決断すれば早いもので、頭をフル回転させて計算する。

日が落ちる時刻、滞在したい時間から逆算して到着すべき時間を決める。

目的地までの距離を調べ、時速何kmで走ればその時間に間に合うのか。

導き出された答えは輪行であった。

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スイーッ

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当初は二回しか予定していなかった輪行も、これで四度目だ。

輪行にも慣れたもので最初に比べて上手くなった気がする。

電車に乗り、数分で眠りについた。というよりもむしろ気を失った。

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到着~

最寄り駅の名前は特牛(こっとい)駅。

調べてみると『日本全国難読駅名第一位』らしい。

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野良猫と戯れたところで先を急ぐ。

本来であれば今頃九州にいるはずである。

そして日の入りも刻々と迫っている。

 

駅から角島大橋までは山道でアップダウンが激しい。

が、電車の中で爆睡していたので体力は回復している。

信号も少なく車もほとんど通らないのでかなり走りやすい。

一時間ほど走ったところで角島大橋に到着する。

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圧 倒 的 大 勝 利

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はい、インスタ映え()

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橋はこんな感じで車道しかない。

全長が1,780mもあるから歩いて渡る人がいないのかな、歩道がない。

平日の夕方ということもあり観光客もそれほど多くなかったので、自転車で渡ることに。

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角島側から。

角島大橋は両側に海が広がっていて走っていて気持ちよかった。

来てよかった。

この瞬間が『ツール・ド・西日本』のピークかもしれないとまで感じる。

それくらい綺麗な景色で圧倒されてしまった。

 

しかし、大幅なタイムロスをしたことには変わりない。

どうにかこの日のうちに九州に入り宿泊したい。

今まで一つ都道府県に一日滞在したことがなく、これが自分の中で一つのルールになっていた。

急いで下関と門司(福岡県)をつなぐ関門トンネルを目指す。

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下関市街に着いたのは19時過ぎであった。

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ちょっとした観光を終え、いざ関門トンネルへ。

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入り口はかなりカジュアル。

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料金は20円。

人は無料だけど、自転車と原付は20円らしい。

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エレベーターは重厚なイメージ。

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広めの内部。

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トンネル内部。

トンネル内部は主にランニングやお散歩スポットになっていて、多くの人々に利用されていて驚いた。

たしかに距離もわかりやすいし、天候の影響を受けない、車や信号もない。そして無料。流行るわけだ。

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そしてついに九州に入る。

ずっと撮りたいと思っていた写真だったので感動した。

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海底なう。

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ほんの数分でゴール。

心なしか、僕のロードバイクも誇らしげである。

いつもより1割増しでかっこいい。

 

なんとか目標の九州入りは果たせたので市街の満喫へ向かう。

九州に入って浮かれていたら落車した。

失意の中で満喫に到着。再び気を失った。

続く。

kurokichi-1.hatenablog.com

ツール・ド・西日本part3【広島〜山口】

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どうも、くろきちです。

ツール・ド・西日本part3です。

part2はこちら。

kurokichi-1.hatenablog.com

 

午前10時。アラームで目が覚める。

・・・完全に寝坊である。

しかし体力は完全復活!

急いで支度をして、いざ広島観光へ。

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スイーッ

二回来たことがあるので原爆ドームは素通り。

時間があるときにまたゆっくり観光したい。

途中パン屋で朝ご飯を買いながら、次の目的地である絶景園に向かう。

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観光客だけでなく結婚式の前撮りをしている人もいた。

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橋。

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確かに絶景だった・・・!

名前負けはしていなかった。

日本庭園というのだろうか、心が洗われる。

ところでこの絶景園含む広島市の広範囲が被ばくしたことはご存知だと思う。

実際に被ばく当時の写真もあって悲惨さを物語っていた。

それにしてもそれから100年も経っていないのか。すごい。

 

社会勉強をしたところで再び広島駅へ。

ここまで二日間、苦楽を共にした友達が帰宅するためである。

疲労や寂しさから一緒に帰りたくもなったが、目的達成のため別れを告げる。

 

気を取り直して、山口県を目指す。

が、途中で宮島行きフェリーの看板を見つけてしまったので、急遽フェリー乗船。

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船に乗せられる自転車の図。

料金は大人+自転車の往復で500円くらい。もっと安かったかな。

ところで驚いたのは広島市の中心から宮島が意外に遠いこと。

すぐ近くに位置していたと記憶していたのに20km以上離れていたので1時間くらいかかった。

 

宮島到着~。

宮島も原爆ドーム同様、二回来たことがあるのでサクッと観光する。

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鹿。

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大鳥居①(15時25分)

そういえば明るい時間帯に来るのは初めて。

干潮なら鳥居を通過できるのかな。

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はいはいサムネイルサムネイル。

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はいはい日本三景日本三景

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大鳥居②(10分後)

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厳島神社ァ!

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白髭神社ァ!

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大鳥居③(さらに10分後)

ほんの20分程度でも潮が満ちたのがわかる。

写真を撮るのに夢中で、気付いたら浸水していた、なんて人もいた。

 

宮島観光を簡単に済ませ、山口へ急ぐ。

午前中ずっと広島に滞在していたので全く進んでない。

明るいうちに次の目的地である錦帯橋に到着したい。

友達と別れて寂しくはなったけど個人タイムトライアルみたいで楽しい。

 

 

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なんとか明るい時間に到着!

個人タイムトライアルした甲斐があった。

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ここで現地の人らしき人に道を尋ねる。

どうやら現地の人ではなかったようだ。

ただ、なぜか僕の旅の話になり、応援してくれた。

こういう何気ない一言で少しの間、巡航速度が上がる。

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すぐに暗くなった。

もう手持ちで戦うには厳しいか。

近くのコンビニの店員さんに道を尋ねる。

さすがに現地の人であっても100km近く離れた目的地かつ自転車で走行するのに適した道(広い、明るい、交通量が少ない、山道ではない等)を聞かれてもすぐには答えられない。

もちろん自分だってそうである。

店員さん三人くらいで会議をしてルートを話し合ってくれた。

導き出された答えは海沿いの国道であった。

海沿いはもう飽きたとも思ったが安全には変えられない。

海沿いの国道でルートを確定させた。

 

いよいよ、ナイトライドが始まる。 

カメラをカバンにしまう。

フロントライトを点灯、リアライトを点滅にする。

そして反射ベストを着用する。

これが僕のナイトライドスタイルである。

特に反射ベストが重要で着用するだけで車が大きく避けてくれる(気がする)。

 

時速30km前後で巡行。

1時間に1回を目安に休憩をとる。

休憩といってもコンビニで食べ物と飲み物を買うだけ。

飲食は基本的にロードバイクに乗りながら済ませる。

止まって休むと体温が奪われてしまうからである。

 

例のごとく海沿いを個人タイムトライアル。

昼の海は光を反射して綺麗なのに、夜は暗くて怖い。

一方で車も少なく涼しいので走りやすさはあるのだけれど。

数時間のタイムトライアルの後、予定していた満喫に到着し、気絶したように眠った。

続く。

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ツール・ド・西日本part2【愛媛〜広島】

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どうも、くろきちです。

ツール・ド・西日本part2です。

part1はこちら。

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満喫から始まった二日目。

「今日も150km走らなきゃいけないのか・・・」

目が覚めると自然につぶやいていた。

しかし、そんなことも言ってられないので、オレンジジュースを飲み満喫を後にする。

 

今治駅付近で宿泊していたのでしまなみ海道はもう目の前。

そう、今日はしまなみ海道を渡り広島に行くのだ。

元々は『サイクリストの聖地』しまなみ海道を渡ることを目標にしていた。

無理矢理テンションをあげてしまなみ海道に入る。

坂を上り、橋を渡る。

そして道が開けると・・・f:id:kurokichi_1:20171203235544j:plain

一面に広がる瀬戸内海!!!

今までの努力(200kmくらい)が報われた気がした。

あまりに綺麗だったで写真撮影を行う。

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ついでに車体紹介。

フレーム:FUJI STRATOS R

飲み物:ウーロン茶(ローソン)

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友達のバイク。

フレーム:LOUIS GARNEAU CHASSE

フェンダー(泥除け):MAGIC ONE

 

しまなみ海道はひたすら海沿いの道が続く。

しかし、島を転々と移るため不思議と飽きない。

それどころか、疲れを忘れてどんどん速度があがる。

基本的に僕が前を引き30km前後で走り、先を急ぐ。

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そしてサイクリストの聖地に到着。

完全に撮影スポットになっていた。

サイクリストの方も周りにチラホラいた。

それにしてもみんな高そうなバイク乗ってたな・・・

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記念碑。

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近くにはオブジェのようなバイクスタンドがいくつかあった。

島から島へ移る際に橋を渡るのだが、上の写真に写ってる橋がそれ。

わかりにくいかもしれないが、かなり高いところに位置している。

つまり、島を移るたびにアップダウンがあるのだ。

急こう配というほどでもないが、数が多い。

坂に関しては道も狭く決して走りやすい道ではなかった。

体力がじわじわ削られる。

休憩をとる。

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糖分補給。

左が伯方の塩。右がデコポン。だった気がする。

つまるところ愛媛の塩と柑橘系の果物。

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マドレーヌ。

デコポンを使用しているとかいないとか。

各島々には休憩や食事ができそうなお店があった。

丸一日かけてグルメライドなんかしても楽しそう。

エネルギーをチャージしたところで先へ進む。

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海ではしゃぐ20代男性

 

 

そんなこんなでこぎ続けること数時間。

あっという間にしまなみ海道を渡り切ってしまった。

今治からしまなみ海道へは陸続きで行けるが、しまなみ海道から尾道(広島県)へはフェリー。

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向こう岸に見えるのが本州。

フェリーと言っても車数台を運ぶのがやっと程度の船。

港もかなりカジュアルな感じで、大人+自転車の運賃も150円程度だった。

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着陸。

尾道に来るのは僕も友達も2回目だったので観光は省略。

時間があったらロープウェイ乗りたかったんだけどね、先は長いからね。

尾道から広島市まで最短ルートで約80km、海沿いルートで約100km。

正直しまなみ海道でかなり削られていたので、坂の少ない海沿いルートに決定!

そうと決まればまずは腹ごしらえ。

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尾道と言ったらやっぱり尾道ラーメン!

腹ごしらえも済んだところで早速出発。

 

特に経由地はなかったので黙々とこぎ続ける。

海沿いを30km後半で巡行したり、坂にブチギレたりした。

途中、広島に向かう途中、平均20kmでこぎ続けたら到着が深夜になることに気付いたので、急きょ輪行することに(ガバガバ)。

 

~広島駅の一つ手前の駅までワープ~

 

一つ手前の駅から広島駅を目指し、達成感を疑似体験することにした。

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はい、達成感。

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路面電車(2回目)

 

広島駅に着いてから、お好み焼きを食べたり、ハロウィンを楽しんだ気がするけど写真も記憶もない。

初の泊まりがけロングライドだということもあり、疲労が限界に達していたのでこの日はビジネスホテルで眠ったように死んだ。

続く。

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ツール・ド・西日本part1【兵庫〜岡山〜香川〜愛媛】

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どうも、くろきちです。

『ツール・ド・西日本』と称して友達と西日本を周遊してきました。

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スタート地点は神戸駅、ではなく三宮駅。 

台風の影響で朝出発から夜出発に変更したからである。

しかし、日程の都合により、翌日のうちに愛媛まで行きたかったので、急遽24時間耐久ライドを行うハメに。。

そうと決まれば一刻も早く出発したいところだが、ここでトラブル発生!

なんということでしょう。友達がリュックを電車に置き忘れてしまったのです。

走る上で必要なものは入っていなかったのが不幸中の幸い。

急いで電話をし、荷物を見つけ次第、預かってもらうことに。

荷物は無事見つかり、加古川駅で受け取ることとなった。

一安心してお腹が空いたところで三宮駅周辺の食べログ上位のお店に向かう。

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うまい(うまい)

ローストビーフ丼の大盛を注文した。

ローストビーフ丼に限らず、ステーキ丼などの大盛は大盛でないことが多いと思っていたが、このお店に関しては本当に大盛だった。

このボリュームにみそ汁とサラダがついて1500円程度は安い。

 

腹ごしらえをしたところでナイトライドが始まった。

信号は多いものも、夜ということもあり交通量は少なく、道路も広く非常に走りやすかった。

ルートはひたすら瀬戸内海沿いを西を、明石→加古川→姫路と西に進み岡山県を目指す。

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明石大橋

写真に写りきらないほどの大きさに驚愕した。

琵琶湖大橋程度の橋を期待していたからである。

1時間に10分程度の休憩をはさみつつ、ひたすら進む。

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加古川駅到着。

ここで三宮でお別れした友人のリュックと再会。

のちに100枚くらい似たような構図で写真を撮ることになります。

ちなみに手前が友達のクロスバイクで、奥が僕のロードバイク

気を取り直して最初の目的地である姫路城を目指す。

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到着。

姫路城は無料観覧エリアと有料観覧エリアに分かれていて、無料観覧エリアであれば24時間出入りすることができる、らしい。

夜に姫路城に来るのは初めてだったが、夜は夜で綺麗だった。

初日から数時間しか経っていないのにずいぶん遠くまで来てしまった感じがする。

カップラーメンを食べ、エネルギーをチャージし、再出発。

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始まって以来、初のヒルクライム

山道&道路狭い&交通量多い&気温低いという状況のせいでかなりキツかった。

振り返ってみても、心身ともにかなりしんどい時間帯であった。

が、もうすぐで岡山県に入るのでもう少し頑張る。

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ダウンヒルの最中に岡山県入りしてた。

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休憩。(n回目)

f:id:kurokichi_1:20171201041335j:plain休憩。(n+1回目)

明らかに休憩の頻度、時間ともに増えてきた。

しかし、無理は禁物なのでマイペースでこぎ続ける。

そして、こぎ続けること数時間、ついに次の目的地である岡山市到着!

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路面電車

時刻は午前10時。スタートから12時間以上が経過していた。

疲労と反比例して写真の枚数が減る。あるある。

思ったより進めていないので観光もほどほどに市内を後にする。

謎の喫茶店で朝食兼昼食を済ませ、次の目的地、倉敷を目指す。

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着いた。

そして倉敷きっての観光地である美観地区に向かう。

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はい。倉敷といえば帆布とデニム。

ジーンズが好きなのでずっと倉敷に来てみたいと思っていた。

ジーンズはもちろん、デニム生地やデニムで作られた様々な商品が売られていた。

荷物になるので買いたい気持ちを抑えつつ観光にシフト。

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盗撮。

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昼間ということもあり観光客で賑わっていた。

 

倉敷を後にし、四国入りを果たすべく、瀬戸大橋線の停車駅を目指す。

瀬戸大橋線の停車駅ならどこでもよかったのだが、ジーンズの聖地の聖地と呼ばれる"児島"の名の付く児島駅を目指す。

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アップダウンの連続。

ここで児島駅を目指したことを激しく後悔する。

刻々と時間が過ぎ、夕方が近づいている。

そしてやっとの思いで児島駅に到着する。

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ジーンズ!!!

壁一面にジーンズがイラストされている。

さすがジーンズの聖地と呼ばれるだけのことはある。

わざわざ倉敷から走ってきた甲斐があったというものだ。

しかし、驚いたことにこの瀬戸大橋線、電車が少ない。

次の電車を逃すと30分以上待たなければならない。

ただでさえ時間がないのに、これ以上のタイムロスは厳しい。

次の電車までの10分で輪行することにした。

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無事、乗車成功。

明石大橋も大きかったが瀬戸大橋も大きい。

電車で移動しているのにも関わらずなかなか到着しない。

スタートから20時間くらいが経過しただろうか。

本当に遠いところまで来てしまった。

夕日を見ながらそんなことを考えていると香川に到着した。

香川では適当なお店でうどんを、巷で有名な一鶴の丸亀本店で骨付鳥を食べた。

予定では愛媛まで自走するつもりだったが、体力的にも精神的にも時間的にも厳しいことが明らかだったので丸亀駅から今治駅までワープ。

電車に乗り遅れて特急に乗るハメになったが、なんとか今治駅に到着。

もう日付が変わる寸前であった。

適当な満喫に泊まって長い長い1日目が終了した。

続く。

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