ツール・ド・西日本part3【広島〜山口】
どうも、くろきちです。
ツール・ド・西日本part3です。
part2はこちら。
午前10時。アラームで目が覚める。
・・・完全に寝坊である。
しかし体力は完全復活!
急いで支度をして、いざ広島観光へ。
スイーッ
二回来たことがあるので原爆ドームは素通り。
時間があるときにまたゆっくり観光したい。
途中パン屋で朝ご飯を買いながら、次の目的地である絶景園に向かう。
観光客だけでなく結婚式の前撮りをしている人もいた。
橋。
確かに絶景だった・・・!
名前負けはしていなかった。
日本庭園というのだろうか、心が洗われる。
ところでこの絶景園含む広島市の広範囲が被ばくしたことはご存知だと思う。
実際に被ばく当時の写真もあって悲惨さを物語っていた。
それにしてもそれから100年も経っていないのか。すごい。
社会勉強をしたところで再び広島駅へ。
ここまで二日間、苦楽を共にした友達が帰宅するためである。
疲労や寂しさから一緒に帰りたくもなったが、目的達成のため別れを告げる。
気を取り直して、山口県を目指す。
が、途中で宮島行きフェリーの看板を見つけてしまったので、急遽フェリー乗船。
船に乗せられる自転車の図。
料金は大人+自転車の往復で500円くらい。もっと安かったかな。
ところで驚いたのは広島市の中心から宮島が意外に遠いこと。
すぐ近くに位置していたと記憶していたのに20km以上離れていたので1時間くらいかかった。
宮島到着~。
宮島も原爆ドーム同様、二回来たことがあるのでサクッと観光する。
鹿。
大鳥居①(15時25分)
そういえば明るい時間帯に来るのは初めて。
干潮なら鳥居を通過できるのかな。
はいはいサムネイルサムネイル。
大鳥居②(10分後)
厳島神社ァ!
白髭神社ァ!
大鳥居③(さらに10分後)
ほんの20分程度でも潮が満ちたのがわかる。
写真を撮るのに夢中で、気付いたら浸水していた、なんて人もいた。
宮島観光を簡単に済ませ、山口へ急ぐ。
午前中ずっと広島に滞在していたので全く進んでない。
明るいうちに次の目的地である錦帯橋に到着したい。
友達と別れて寂しくはなったけど個人タイムトライアルみたいで楽しい。
なんとか明るい時間に到着!
個人タイムトライアルした甲斐があった。
ここで現地の人らしき人に道を尋ねる。
どうやら現地の人ではなかったようだ。
ただ、なぜか僕の旅の話になり、応援してくれた。
こういう何気ない一言で少しの間、巡航速度が上がる。
すぐに暗くなった。
もう手持ちで戦うには厳しいか。
近くのコンビニの店員さんに道を尋ねる。
さすがに現地の人であっても100km近く離れた目的地かつ自転車で走行するのに適した道(広い、明るい、交通量が少ない、山道ではない等)を聞かれてもすぐには答えられない。
もちろん自分だってそうである。
店員さん三人くらいで会議をしてルートを話し合ってくれた。
導き出された答えは海沿いの国道であった。
海沿いはもう飽きたとも思ったが安全には変えられない。
海沿いの国道でルートを確定させた。
いよいよ、ナイトライドが始まる。
カメラをカバンにしまう。
フロントライトを点灯、リアライトを点滅にする。
そして反射ベストを着用する。
これが僕のナイトライドスタイルである。
特に反射ベストが重要で着用するだけで車が大きく避けてくれる(気がする)。
時速30km前後で巡行。
1時間に1回を目安に休憩をとる。
休憩といってもコンビニで食べ物と飲み物を買うだけ。
飲食は基本的にロードバイクに乗りながら済ませる。
止まって休むと体温が奪われてしまうからである。
例のごとく海沿いを個人タイムトライアル。
昼の海は光を反射して綺麗なのに、夜は暗くて怖い。
一方で車も少なく涼しいので走りやすさはあるのだけれど。
数時間のタイムトライアルの後、予定していた満喫に到着し、気絶したように眠った。
続く。